「大奥」第4巻 よしながふみ
家光とお万の方様の関係は切ないまま終わってしまいました。
娘が5代将軍となり、お玉さん(桂昌院)もすっかり親父な坊主になり元気そうです。
綱吉の正室が京より呼び寄せた、「右衛門佐」が大奥総取締に就き、以下次号。で終わってます。
ああ、ドラマで高岡早紀がやってた役ね・・・
私の知識は時代劇のみという中途半端さなので、史実のその後の展開はよくわからないのでした。
今後の展開が楽しみです。
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『チェーザレ 6巻』 惣領 冬実
・・・あらすじを一文で紹介すると、ホントこれで終わりなかんじです。
そんな中アンジェロはチェーザレをかばって負傷。
お礼にスペイン語と乗馬を教えてもらうことに。
ボローニャよりピサに到着した、チェーザレの従兄弟”シレンツィオ”ホアンをスペイン語教師として紹介される。
あとはコンクラーベが近いのか?と思わせる展開。
票獲得のためチェーザレがシエナに向かうようです。
塩野七生さんの「チェーザレ・ボルジア・あるいは優雅なる冷酷」の冒頭が、パリオ(競馬のお祭りみたいなもの?)のためシエナ滞在中のチェーザレの元に、コンクラーベの結果の連絡がくる。な、シーンだったと思うので、本当に次の7巻ぐらいには急展開なのかな。
そうなると当然ローマに戻ることになるだろうし、アンジェロはどうなるのかな。
ルクレツィアや大きくなった弟ホアンも登場。
ホアンいい感じにドラ息子に育ってますww
その他、チェーザレとミケロットの出会いを描いた番外編を収録。
小さいころ二人は普通に子供でかわいい。今はぜんぜん違うが。
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ボクらの時代 自分を「美しく」見せる技術
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俳優の藤原竜也さんと、歌舞伎俳優の中村勘太郎さん、そしてスケーターの高橋大輔さんの対談番組の書籍化。
番組を見そびれていたのでこれはうれしい。
大河ドラマファンでもあり、歌舞伎も舞台も好きでフィギュアスケートファンである自分にとっては、これは一粒で三度おいしい企画だ・・・!
ちなみに2004年大河ドラマ「新選組!」で、藤原さんが沖田総司、勘太郎さんが藤堂平助を演じていたわけで、二人はその共演以来の付き合いなようです。
そんな仲良し俳優コンビに混じって、フィギュアスケーターが対談する・・・ちょっと違和感のある企画ではありますが、こんなかんじでフィギュアスケートをアピールできる場が増えてきているのは、喜ぶべきことかと。
オシャレイズムやうたばん等、高橋君の露出が増えてきているのはなぜなのか。
対談集というよりも、表現者として俳優二人が、フィギュアスケーターというアスリートによる「表現」についていろいろ質問するシーンが多いかな。
印象に残った部分。
勘太郎さんの「滑っているときは何を考えているのか?」の質問で、「次のエレメンツのことを考えている」と、高橋君。
中村:(略)たとえばカルメンの曲の中で、カルメンになったりするわけじゃないですか。
高橋:まあやっぱり、そういうミュージカルやストーリーがあるものは役を考えなきゃいけないと思うんですけど、あんまり僕は考えないほうで、感じた曲の雰囲気ですべるほうなんですよ。考えたほうがいいかな、と思うときもあるんですけど、実はそこまで余裕もなくてというのが正直なところです。
中村:感じたまま滑れるってすごいね。
藤原:すごいね。
高橋:でもファンの方からは「もうちょっとストーリーを頭に思い浮かべながらやったほうがいいんじゃないですか」とか・・・。
中村:今まで僕は自分の勝手なイメージで、フィギュアスケートってスポーツというよりも、表現だとかって思ってたんですけど、こうやって聞くと、やっぱりスポーツ色というのは強いですね。
(略)
高橋:ほかの選手はどうかわからないけど、僕はスポーツとしてとらえているほうが強いです。まあ、表現はしますけど、表現者って言えるほどまで、そこまで表現にこだわっていないかなって思いますね。
藤原:一位と二位と三位ってさ、ものすごく違うわけでしょ、やっぱり?
高橋:すごくいやですけど、たぶん僕らにとっては一位じゃなきゃ意味がないんじゃないですかね。「二位でもがんばったんだけどな」って思うときもあります。でも、テレビのブラウン管越しに見てる人にとっては、やっぱり一位じゃなきゃ記憶には残らないと思います。(略)僕は最近結果がすべてと思っています。やっぱり結果が一番大きいと思うので。
ちょっと反省なんですが、私も勘太郎さんと同じように、フィギュアスケートをバレエと同じような、パフォーミングアーツを見ているような目線で見ていたなぁと。
オリンピック種目なんだからそりゃスポーツだろ、と思ってはいてもどうしてもね。
そういう意味では、エレメンツ重視の新採点方は理にかなっているのかな。
まぁ、バレエダンサーも舞台俳優も「表現者」には違いないのですが、まずベースに技術や技(スケートでいうエレメンツ)は絶対必要で、その上に表現力がついてくるわけですから、確かに似てはいるんですが。
技術か表現か。
どちらに比重をおくかは選手しだいなのかもしれません。
スポーツか、芸術か?
そんな語りつくされたフィギュアスケート論を今更ながら考えさせられる対談集でした。
その他三人のプライベートやコイバナや、いろいろ興味深い話も満載。
この対談は世界選手権前のものらしく、モロゾフのことを結構熱くかたっている高橋君に、ちょっと切なさを感じてしまったりもして。
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チェーザレ 破壊の創造者 5巻
この作品は、本当は学園物として読むのが正しいのかもしれない(ちがう)。
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最後にチェーザレの最期を連想させるシーンがありました。伏線かな。
この作品は巻末に用語解説や読み物がついていて、この時代についても色々学べるのがありがたい。
今回ピサ大学の学生として登場したバリュー兄弟の叔父のジャン・バリュー枢機卿についての記述で、彼がフランスのポワティエ出身とあった。
「ポワティエといえばブライアン・ジュベールのホームタウンね」と、フランス地図が即座に頭に浮かびました。
フィギュアスケートの知識がこんな所で役に立つとは(?)。
久しぶりにジュベールのwikiをみたら、けっこう笑えた・・・
「帝冠の恋」 須賀しのぶ
ナポレオン戦争後のウィーンを舞台にした王室恋愛物。
ミュージカルファンにはお馴染みの、フランツ=ヨーゼフのお母さんゾフィーの若かりし日のお話。
表紙があまりにも若くて(どーいう表現だ)レジに持っていくのがためらわれました。
表紙の印象でベタベタな恋愛ものかなぁと危惧していたんですが、まぁ恋愛物にはちがいなのですが、歴史的背景の描かれていて読みやすかったです。メッテルニヒも出てきててうれしい。
あとがきで須賀さんもかかれているのですが、ナポレオンの遺児ライヒシュタット公が、美少年で超高貴なお家柄で孤独で結核という、史実なのにネタのような条件をすべてかね備えているのがすごい。少女漫画か。
ナポレオンの息子なのに美形って、想像がつかないが。(失礼)
なんで今まで少女漫画or小説で取り上げられなかったんだろう・・・
今年は東宝で「ルドルフ」や「エリザベート」が上演されますので、タイムリーな作品かな。
ミュージカルファンのも読んでもらいたい作品です。
ミュージカルのエリザベートって、死がテーマでありながらなぜか全然泣けない作品なんですが、唯一私がシンパシーを抱いてホロッときてしまうのが、2幕のゾフィーの死の場面の”Bellaria”なんですよ。
ミュージカルでは橋田壽賀子的世界観でいう敵キャラですが、若かりし日にはヒロインでもあったということでしょうか。
ミュージカルといえば、5月に大阪でウィーンミュージカルコンサートがあります。

エリザベートの曲も歌われるようですが、なによりもレベッカやダンス・オブ・ヴァンパイア、モーツァルト!の曲をこの面子で聴けるのがすごい!

曲目も発表されてますが、ロミジュリのHerrscher Der Weltが聞けるのもうれしいなぁ・・・
マテさんはベンヴォーリオポジションなんだろうか・・・いや、アンドレさんか??
マヤさんのダンヴァース夫人も楽しみ。
e+『ウィーン・ミュージカル・コンサート』 ルカス・ペルマン&マジャーン・シャキへインタビュー
「チェーザレ 4 破壊の創造者 」 惣領冬実
今まで異様に女率が低かったこの作品。女性が出てくれるのは目の保養になりますね。
ホアンも出てきたし。子供時代だけど。
展開としてはやっぱり余り進んでいないような。
ピサのお祭りでのチェーザレの世間知らずぶりは、ピザの貧困層についてアンジェロにご教授たれてたのを考えると、ちょっと不自然な気が。
為政者としての観点からの世情には詳しいけど、お祭りみたいな大衆文化についてはよくわからないお坊ちゃまってことなんですかね。
お兄さんのガンディア公ペドロ・ルイスについても(この時点ではもう故人なんですが)けっこう描写があって興味深いです。
今まで読んだボルジア物ではあまり彼について触れられてないので。
その後弟のホアンがガンディア公を継ぐんですよね。
相変わらずジョヴァンニ・デ・メディチが可愛い。
なんか巻を重ねるごとに太ってきているのも可愛い。
私の中でイチオシキャラになりつつあります。
惣領冬実さんの公式ページで、製作秘話やボルジア家についても興味深いお話が読めます。
史実でもジョヴァンニ・デ・メディチは学友のチェーザレを気に入っていた。とか
残っている肖像画?は死後描かれたものが多いらしく、チェーザレの容貌についても資料は残っておらず、金髪説まであったりする。とか。
面白いです。
この作品はイタリアでも2巻まで刊行されているそうです。
嬉しいですね。
イタリア行きたいなぁ。
円安と原油高なんとかならんもんかね。
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「喪の女王 8」 須賀しのぶ
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シリーズ最終巻。
ただでさえシリーズ全巻濃い展開だったんですが、最後の1冊ともなるともぉ怒涛の展開です。濃さ五割り増しです。
これを1冊で書ききるとは。
濃い展開だけに、猛スピード過ぎて振り落とされたキャラたちが多数いた気がいたしますが・・・
以下ネタバレ反転。
「神話と人間の物語」から「人間の歴史」への移り変わりがテーマだったんですかね。
ザカリアが思ったよりあっさり去ってしまって拍子抜けしてしまいました。
「タイアスがなんかに気付く」=「ドーン兄さんの退位宣言(※ルトヴィア滅亡)」=「神に支配された世界の終わり」がイコールということなんでしょうか。
シリーズ全体を通して感じられた「運命」とか「抗いがたい女神の力」みたいのが、この最終巻では「やっぱり人の運命は人間次第?」「女神って結構いいかげん?」とか思えてくるから不思議。
ネフィシカは贄となって死んだのかな?と思いきや、彼女が幸せを願ったグラーシカも死んでしまうし。さらに彼女の息子のフィンルの行く末の描写もないし。
贄になったわりには願いは叶っていないような。
最後にちょっと後日談が出てきますが、ユリ=スカナがその後どうなったのかの記述がなかったのも気になります。
イーダルはタイアーク総督のままみたいですし。
(そういやラハジル・ビアンもどうなったんだろう。)
ドーン兄さんが生き残るあたりは、女神の契約は効いていたということなのか。
バルアンの活躍を期待してたんですが、あっさり終わっちゃって残念。
この巻、カリエの存在感が異様に希薄だった気が。
なぜか私は、カリエが誰と結ばれようが今までまったく興味が無かったんですが(^^;)、最後はなんか幸せそうで良かったです。
少女小説的王道な結末でしょうか。
読み応え満点の最終巻でした。
須賀さんのコバルト連載の恋愛物「帝冠の恋」も読みたいのですけどね。
ウィーン物だし。ゾフィーけっこう好きだし。
でもコバルト買うのはな・・・
単行本になるのを待つか。
「喪の女王 7」須賀しのぶ
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あと一冊で完結ということで、プレフィナーレの意味も込めてか?今まで登場した色々な人たちがちょこっとずつ再登場する巻でした。
ルトヴィア皇帝夫妻が好きなので、グラーシカが元気になってよかったかな。
男前ぶりも大幅UPしてたし。
あいかわらず旦那より男前だ。いや、旦那もレベル高いと思うんですが・・・
ギアスとオレンディアが出てたのもいいですね。
彼が主役の外伝大好きなんで。
海軍物のコメディです。おすすめ。
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そんなギアスも死期が迫っているようで・・・体弱そうだものね。
トルハーンとの対決も最終巻で描かれるのかな?
楽しみです。
須賀さんの連載がまたコバルトで始まるそうです。
今度こそ(笑)19世紀末のウィーンの歴史物だそうです。
ゾフィーが主役のようなんですが、フランツ=ヨーゼフのお母さんのゾフィーの事でいいのかな?
恋愛物みたいなんですが、ナポレオンの遺児とのロマンスとかでてくるんですかね。
だとしたら渋いネタをもってくるなぁ。
読みたいんですが、コバルト買わないといけないのか・・・














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